Locksmithって何だ?
おはようValley!
子育てをしているとさまざまな事件が起きますよね?
今回はそんなお話です。
ある日曜の夜、まさかの子どもから締め出しを食らってしまいました。
ゴミ出しをして戻ると、扉が開かない。
「あれ?」
ガチャガチャガチャ……
ガチャガチャガチャ……
どうやっても開きません。
どうやら子どもが閉めてしまったようだ。
しかも2人で。
私も夫もそのとき鍵を持っていませんでした。
その日はアパートのオフィスもお休みです。
どうしようか途方に暮れながらも、夫が持っていた携帯でアパートの緊急連絡先に電話しました。
その間、私はドア越しに娘を操ろうと必死…
まるでカリブの海賊の後半に出てくる、犬から牢屋の鍵をもらおうとする囚人です。
建物の中にいるのは娘なんですけどね。
そして、ドアを開けることができない娘は泣き出しました。もうギャン泣き!
なだめようと必死に声かけをします。
携帯を持っていた夫はオフィスに連絡。通じるはずもなく……と思ったらアパートの緊急連絡先がありました。
かけてみると、セキュリティの人に繋がりました。
鍵のことを伝えると管轄外とな。
「Locksmithに電話しろ」
とのことでした。
Locksmith?
何それ?
Lockと言ってるしきっと鍵に関わる人だろう、とのことで検索。
辞書で引くと「錠前屋さん」でした。
鍵屋さんの方が言い易いかな。
また1つ英語覚えた!
ということで近所のLocksmithを検索。
電話をかけると15分ほどで来るよ〜!とのこと。
「いくらか聞いて!」
思わず夫に言いました。
アメリカ生活が長くなってきて身についた防衛術。
・先に聞く。
結構大事です。特にお金が関わるとき。
(きっと他の国も共通だよね。)
ということで概算を聞き、お願いすることにしました。
錠前屋さん👨到着。鍵をピッキングみたいな感じで開けてくれるのかな?と思いきや……
👨「あー、この鍵ね~。」
ん??
👨「壊さんといかんな」
ん???
その間、娘はギャン泣き(かれこれ30分は泣き続けてる……😢)
Locksmith待ちの間にも、娘に「台を持ってきてー!」など
あれこれ指示を出してみましたがドア開けにまで辿り着かず……。
ということで、鍵・破壊決定☆
👨ドリルを持ち出す。容赦なく鍵穴に突っ込む。というかドアノブに穴を開けていきます。
ドリルの音にびっくりする娘はまたギャン泣き。
1分後。
全然進まないドリル。カキン!という音と共にドリルの先が折れましたー!
と思ったらこっちに飛んできたー!!!
思わず避けたけど、目に入らなくてよかった😓
Locksmith👨はパーツを取りに店に戻るらしい……再び待ち時間。
その間に、Locksmithのお値段相場などを調べる。
時間で割り増していくらしい~!なんだと!?いくらになるんだ!?
娘の心配とお金の心配をしながら待ちます。
Locksmithのご帰還。
なんだかごっついドリル持ってきましたわ。
ものすごい音を立てて、ドアノブに穴を開けていきます。
今度は順調に進むドリル。
5分後、遂にドアが開きましたー!!
👨「まず子供を!」
と優しい鍵屋さん。
娘は泣きすぎて疲れ切っています。
さみしくて怖い思いをさせてごめんねー!!!
無事に鍵も取り外せたので、ここからは落ち着いて鍵交換。
綺麗になって、しかも鍵の開け閉めが今までよりもスムーズになりました✨
嬉しい誤算!
というわけでお会計。
電話で聞いた値段に追加はありませんでした!よかったー!!
感謝のあまり多めにチップ包んだ、と夫。
いやもう感謝感謝です!!
👨からは、
「次からは絶対に鍵持って出てね!」とお叱りを受け、はーい!と元気よく返事をしました。
そんなこんなで無事に解決しました。
終わり。
こぼれ話。
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今日覚えた言葉はLocksmith。
Smithさん??
なんて思ってたら、Smith自体が「職人」という意味なんですね。
(特に金属類を扱う職人らしい)
職業名が先で、名字になったタイプなんですね。
日本で言えば、斎藤さんみたいな感じですかね?
職業が元になっている名字は英語圏にもたくさんあるようです。
屋号が名字になるのは世界共通なんですね!
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Have a good one!